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9年間もの不倫関係に認められた慰謝料は300万円!?

この裁判のあらすじ

【主な登場人物】
原告妻A:夫Bの為にパートなどをして家計を助けるも,被告Cが原因で婚姻関係が破綻したとして,被告Cに対し1000万円の慰謝料を請求する。
夫B:同じ職場であったことから被告Cと知り合い,約9年間も不倫関係を継続するが,被告Cに対し500万円の慰謝料を支払う。
被告C:夫Bと同じ職場で知り合い,肉体関係を持ち,夫Bに対して1000万円の慰謝料を請求する。

【あらすじ】
昭和62年3月 原告妻Aと夫Bは結婚する。
平成7年頃  夫Bと同じ職場に勤めていた被告Cは,男女の関係に発展する。
平成9年頃  夫Bは被告Cとの関係を隠すため,高原に別荘を購入した。
平成13年9月 原告妻Aは興信所に依頼して,夫Bと被告Cが浮気していることを突き止める。
平成16年4月 被告Cは夫Bに対して慰謝料1000万円の支払いを受ける旨の合意をし男女関係を解消する。夫Bはサラ金等から借り入れし,被告Cに対し500万円を支払う。
平成16年9月 原告妻Aは被告Cに対して1000万円の損害を求める裁判を起こす。
平成17年4月 原告妻Aと夫Bは別居を開始する。

  • 原告の言い分

    夫婦関係が修復出来ない状況になったのは被告Cのせいで慰謝料1000万円は支払ってもらいます!

  • 被告の言い分

    夫婦関係が冷え切っていることは会社内でも周知のことだったし,夫婦関係もほとんどないと聞いていたから責任はない!

裁判所の判断と判決

妻がいることを知りながらも約9年間に亘り不貞行為を継続し,夫婦関係を事実上破綻させたことを踏まえると,慰謝料は300万円を下らない。

以下、判例全文

損害賠償請求事件

【事件番号】 東京地方裁判所判決/平成16年(ワ)第18859号
【判決日付】 平成17年10月27日

       主   文

 1 被告は,原告に対し,300万円及びこれに対する平成16年9月10日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
 2 原告のその余の請求を棄却する。
 3 訴訟費用は,これを3分し,その1を被告の負担とし,その2を原告の負担とする。
 4 この判決は,第1項に限り,仮に執行することができる。

       事実及び理由

第1 請求
 1 被告は,原告に対し,1000万円及びこれに対する平成16年9月10日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
 2 仮執行宣言
第2 事案の概要
   本件は,原告が,配偶者であるA(A)と被告との不貞行為を理由として,損害賠償を求めた事案であり,被告は,Aとの間の不貞行為を認めるが,慰謝料額等について,争っている。
   なお,被告は,当裁判所に対し,陳述書(乙1)を提出するが,事実確認のための被告本人尋問を頑なに拒み,今後も出廷の見込みがないため,当裁判所としては,上記陳述書の内容の真意については,判断しかねる状態である。
 1 争いのない事実等
 (1)原告とA(A・昭和**年*月*日生)は,昭和62年3月31日に婚姻した夫婦であり,両者の間には子はいない(甲1)。
 (2)Aは,大手企業に勤務し,平成5年頃,管理職に就き,平成15年4月から系列会社の代表取締役である。
 2 原告の主張
 (1)原告は,Aと婚姻後は専業主婦であったが,Aが給与以上の派手な生活を送るためにパートなどして家計を助けてきた。
 (2)被告は,Aと同じ会社に勤務する会社員であったが,平成7年頃,Aと知り合い,Aに原告という配偶者がいることを知りながら,その頃より平成16年までの間,親しく男女の交際を重ねて,原告の妻としての権利を侵害してきた。
 (3)Aは,被告から結婚を迫られたため,平成15年2月,原告に対し,離婚を迫ってきたが,原告は,これを拒絶した。しかし,原告とAとの婚姻関係は修復できない状況にある。
 (4)被告は,Aに対し,平成16年6月24日頃,手切れ金として,同月末までに400万円,同年7月末までに700万円の合計1100万円の支払いを要求した。
 (5)被告とAとの不貞行為により原告の受けた精神的苦痛を慰謝するには1000万円を下らない。
 3 被告の主張
 (1)被告とAが,平成7年から約9年間男女の交際をし,その間に休日,連休,夏休み,年末年始を一緒に過ごしたり,レンタカーで遠出の旅行に行ったことは認める。
 (2)被告は,Aに配偶者がいることは知っていたが,Aと原告との関係が冷え切っていることは会社内では周知のことであったし,Aから,原告が岐阜の実家に帰ってなかなか戻らないことや性交渉も1年以上もないことなどの事情を聞いていた。
    Aは,被告に対し,原告と別れた上,被告と結婚するつもりだなどと言って,被告との関係を迫ってきたため,被告は,Aが上司であったことなどから,平成7年,Aと関係を持つに至った。
 (3)その後,被告は,Aとの間で,男女の関係を継続するが,Aは,被告に対し,被告との結婚について,原告との間で離婚の話合いをしているなど説明していたため,次第に,被告は,Aが原告と離婚し,被告と結婚するような夢を抱くようになった。
 (4)ところが,Aは,原告と何時まで経っても離婚しないため,被告は,平成10年,Aと別れる決心をし,Aに対し,そのことを伝えた。ところが,Aは,被告を駅で待ち伏せしたり,再三に亘り電話を掛けてきたりしたため,被告は,Aの執拗さに屈服して,再度Aとの関係を復活することになった。
 (5)その後,被告は,実母の説得を受け入れ,Aと別れる決心をし,実母の知人を仲介にしてAとの交際を絶ったものである。その際,被告は,Aとの間で,1000万円の慰謝料の支払いを受ける旨の合意をし,現在,その内500万円の支払いを受けている。
第3 当裁判所の判断
 1 証拠(甲1ないし3,乙1,原告本人尋問の結果)及び弁論の全趣旨によれば,次の事実が認められる。
 (1)被告は,平成3年3月,高校を卒業し,同年4月,○○株式会社(○○)に就職し,業務課に所属した。
 (2)Aは,平成6年7月頃,**株式会社の系列会社から○○に出向し,営業部に配属になった。
 (3)被告とAは,○○の中で,部署こそ違っていたが,ともに××の担当であったため,接触の機会は多く,Aの指示を受けて業務を遂行することもあった。
 (4)被告は,Aと知り合った当初からAが結婚していることは知っていたが,同時に,職場内で,A夫婦の関係が余り良くないとの噂を耳にしていた。
 (5)Aは,被告に対し,何度も食事を誘ったが,被告は,あれこれ理由を付けて断ってきた。しかし,被告は,次第にAからの食事の誘いを断る理由がなくなったこともあり,平成7年5月頃,Aの食事の誘いを受け,一緒に食事をした。被告は,Aとの食事の際の会話が同世代の友人の会話とは異なり,少し贅沢な気持ちになったことから,その後,Aとの食事を重ねていくようになった。
 (6)被告は,Aとの食事の際,仕事のことなどを話したが,次第にお互いのプライベートなことまで話すようになり,その際,被告は,Aに対し,家族の事などを話し,他方,Aは,被告に対し,原告との夫婦関係のことなどを話した。被告は,Aの話の中で,Aが原告との夫婦関係がうまくいってないなどの言動から次第にAに対して同情を惹くようになり,さらに,Aの原告と別れるから結婚して欲しいなどの言動から次第にAが原告と別れて被告と結婚することなどを夢見て平成7年頃にはAとの間で性交渉を持つに至った。
    他方,Aは,原告に対し,休日出勤であるなどと言って,自家用車で出掛けるようになったり,平成6年頃までAと原告との間で行っていた結婚記念日,誕生日,クリスマスなどのお祝いもしなくなった。そして,Aは,原告に対し,被告との関係が明るみに出ないようにするため,平成9年ないし10年頃には高原の別荘を購入したりした。
 (7)その後,被告とAは,年に2ないし3回程度,1泊ないし2泊の旅行をするなどして性交渉を持った。その中で,Aは,被告に対し,原告と離婚の話をしているところであるとか,岐阜に住んでいる原告の父が癌で入院中であるため,原告から父親のためにも今は離婚の話をしないで欲しいなどと言われたとか,弁護士に相談しているところであるとか,原告と財産分与の話をしているところであるとかなど繰り返し,なかなかAと原告との離婚が進んでいないことを説明し,被告との関係を継続していた。
    他方,原告は,Aの使用していた地下鉄のパスネットの裏にAの勤務している会社の取引先もない**駅の印字があったり,Aが**レンタカーの**店のカードを保有していたことから,Aが浮気をしているのではないかと疑うようになった。
    しかし,原告は,Aに対する素行調査を躊躇しているうちに原告の実父が脳内出血で倒れて左半身不随となったり,肝臓癌となったりして,看病のために東京と岐阜を往復するなど慌ただしくなり,Aの浮気調査をする暇がなかった。
 (8)平成13年秋の彼岸の頃,Aは,被告を両親の墓参りに連れて行ったりした。被告は,それを自分をAの妻として認知する振る舞いであると思った。
 (9)原告は,同年9月,実父が他界した後,Aに対して以前から抱いていた素行調査を興信所に依頼したが,経費が嵩んだため,Aが浮気している不倫相手の住所を突き止めた時点で,一時的に調査を打ち切った。
 (10)被告は,平成15年初め頃,Aに対し,原告との離婚を迫ったが,Aは,被告に対し,原告の署名捺印のある離婚届けを示し,原告との離婚が決まったなどと話した。
    他方,Aは,同年2月頃,原告に対し,離婚を切り出した。しかし,原告は,Aの身勝手な言動に対し,腹が立ち,離婚の裁判なら応じるなどと言ったため,Aは,原告との離婚を諦めた。
 (11)その後,Aは,原告との離婚が難しいと判断し,被告との関係を清算しようとし,他方,被告は,Aとの結婚が結局実現できないことから別れようと考え始め,平成16年4月,被告は,実母に相談し,知人を介して,Aと交渉し,Aとの間で,男女関係を解消する前提として,Aから1000万円の慰謝料の支払いを受ける旨の合意をした。そして,Aは,サラ金等から借り入れした上,被告に対し,500万円を支払った。
 (12)Aと原告は,平成17年4月以降,Aと被告との間の不貞行為を主たる理由として別居状態が続いており,Aと原告との夫婦関係を修復することは事実上難しいと認められる。
 2 以上の事実が認められる。とすると,被告とAとの不貞関係は,Aが当初積極的に働き掛けた面があるが,被告は,Aが原告という妻が存在することを十分承知の上で交際を開始し,Aとの間で安易に男女の関係となり,その後,約9年間に亘ってAと不貞行為を継続し,平成15年頃にはAから原告に対して離婚を切り出させ,平成16年4月頃にはAと原告との離婚が難しいと判断すると,Aに対して高額な慰謝料を取り,平成17年以降,被告とAとを別居させ,昭和62年以降約18年に及んでいた婚姻関係を事実上破綻させたものであることを踏まえると,被告は,Aとの関係では被害者的な側面も存在するが,原告との関係では全くの加害者であり,被告の上記行為により,原告の受けた精神的苦痛は少なくとも300万円は下らないものと言うべきである。原告のその余の請求についてはなお証明がないと言う他はない。
 3 結論
   以上から,原告の請求は主文の限度で理由がある。
    東京地方裁判所民事第28部
        裁判官  杉 本 宏 之

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